安いSSL証明書がないか探し回っていた所、cheapsslsecurity.comというサイトがヒット。そこで一番プッシュされていた謎の格安SSLサーバ証明書「FastSSL」を実際に購入して使ってみたのでそのお話です。
CheapSSLSecurity.com …?
あまり見かけたことのないサイトではあると思うのですが、英語で「cheap SSL」とかで検索すると上位にヒットするこのサイト。ここ数年は検索した際の広告に出てきたりもしていました。

トップページにピックアップされている各SSLブランドのSSLも既にかなり安い。
(円安のことを考えてもかなり安い)

この値段を実現出来ているのはCAから大量に購入する契約であったり信頼関係があるためとのこと。
レビューも多くあり、少し怪しいですが大丈夫そうです。

Fast SSL …?
CheapSSLSecurity.comで販売されている証明書で一番安く目を引く「FastSSL」と呼ばれるブランドのSSLサーバ証明書。
「世界的に信頼されているCA」が発行しているとのことだが、調べてもあまり情報は出てこず。
(よくあるCOMODOがルートCAのものなのだろうか…)

あまり見かけたことも耳にしたこともないブランドのような気がするものの、商品ページの説明を見てみるとGoogleアンケートの実施した「ECサイトでお金を払うとき、どのサイトシールが信頼感を与えるか」の結果が貼られておりました。

FastSSLはMcAfeeに次いで2位にランクインしている。
本当か…?

価格もDVが3.98ドル/年(約592円)、DVワイルドカードが38.95ドル/年(約5800円)とめちゃめちゃ安い上に損害補償もあり。
付属してくるサイトシールも動的とのことで実際に買ってみました。
購入してみる
複数年で購入すると安くなるので一番安くなる3年で購入。11.94ドル
タイプは通常のDV(wwwSANs対応)で購入してみました。

当たり前ですが購入・申請の流れは日本代理店などと同様の手順になっていました。
英語のサイトなのでわかりにくいかもですが特に難しくもなく発行手続きを進めていたところ気になる表記が…

どうやらDigiCertから発行されるとのこと。
DigiCert発行のSSLは最安でもRapidSSLくらいだと思っていたので少し期待が膨らみます。
ちなみにドメイン所有権確認はDNS認証で進めたのですが、DNSチェックボタンを押したら謎のカウントダウンが始まりました。

表示された時間を過ぎた後にページをリフレッシュすると結果がわかるようになっていました。
日本ではあまり見かけないような気がしますが、わかりやすくていいですね。
実際にインストールしてCAを確認
無事に発行が完了したのでインストールして確認してみます。

「ん?RapidSSL!?」
結果としてFastSSLの中身はRapidSSLでした。
まとめ
CheapSSLSecurity.comで販売されているFastSSLの中身はRapidSSLでした。
FastSSLのサイトシールのデザインを見るにかなり昔からありそうですが、検索しても特に情報はヒットせずだったので買って見るまで全くわかりませんでした。もしかするとDigiCertのブランド再編やシマンテック買収に伴って販売サイトが減ったブランドなのかもしれません。
【追記 2026/02/25】
CheapSSLSecurity.comを運営する「Web Security Solutions, LLC」はDigiCertの関連会社でした。
なるほどなぁ…

FAST SSLはこのサイトだけでしか販売してないDigiCertの格安SSLを求める人向けのマネタイズブランドなんでしょうね。
とはいえ、中身はRapidSSLなので超べーリグッドですね。
