S3互換ストレージ「MEGA S4」 のエンドポイントに東京が追加。CloudFlareの独自ドメインに接続してみる。

MEGAのストレージサービス「MEGA S4」に東京を含む新リージョンが開設されました。東京はアジア太平洋地域初の拠点で、日本国内からのアクセス速度が劇的に改善されています。これにより、これまで課題だった読み込み遅延が解消され、実用性が大幅に向上しました。

新拠点の追加に伴いエンドポイントのドメインも変更されました。東京リージョンで独自ドメインを運用するには、設定ファイルの修正が必要です。最新のドメイン仕様に合わせて構成を更新することで、高速な通信環境を維持したままサービスを利用できます。
(Geminiによる要約)

当サイトでも紹介しているMEGAのオブジェクトストレージ「MEGA S4」が2026年5月14日、東京・パリ・バルセロナリージョンを開設したと発表しました

東京はAPAC地域初のリージョンとのこと。
これまではCloudFlareを経由してもヨーロッパとカナダしかなかったため、
読み取りですらめちゃくちゃ遅く日本からはとても使えたもんではありませんでした。

今回の対応によって日本からの読み取り速度が高速に行えるようになったと思われるので東京リージョンに変更して実際に新しいエンドポイントを使ってみます。

目次

リージョン・エンドポイントURLの確認

エンドポイントのURLや使用できるリージョンは下記URL先にて確認出来ます。

実際に確認してみるとパリとバルセロナ、そして東京が追加されていますね。

また、今回の新リージョン開設に合わせてエンドポイントのドメインがmegas4.comに変更となり、
実際のエンドポイントURLは以下のように変更になっています。

s3.リージョン名.s4.mega.io → s3.リージョン名.megas4.com

これまでのリージョンであれば以前のエンドポイントURLでも正常に名前解決ができるようですが、今回追加された東京を含むリージョンでは正常に名前解決が出来ないので修正する必要があります。

東京リージョンでオブジェクトを公開する

実際に東京リージョンに変更してみます。
(詳しい設定方法は過去記事にて紹介していますので、そちらを参照していただけますと幸いです。)

先述の通りエンドポイントのドメインが変更になった影響で、wrangler.tomlを編集するだけでは正常に独自ドメインを紐づけることが出来ませんので、変更する必要があります。

対応方法はGithubの最新ブランチからgit pullでファイルをアップデートする方法が一番簡単です。

メインブランチにマージされておらず、気が付かなかったので筆者は以下の方法で対応しました

index.jsの48行目を以下のように修正します。

url.hostname = `${AWS_S3_BUCKET}.s3.${AWS_DEFAULT_REGION}.megas4.com`;

(末尾のドメインをmegas4.comに変更するだけです。)

続いてwrangler.tomlのリージョン部を以下のように変更します。

AWS_DEFAULT_REGION = "ap-tokyo"

変更が完了したら、以下のコマンドでデプロイします。

npx wrangler deploy

デプロイ後、実際にオブジェクトにアクセスしてみてエラーが出なければ成功です。

アクセスしてみる

実際にアクセスしてみるとこれまで20秒前後かかっていた約124KB前後の画像ファイルも初回アクセス時、約2秒前後で表示されるようになりました。

エンドポイントURLを介してアップロードされたファイルは別リージョンにまたがる場合、ほかリージョンに複製されるまで時間がかかる場合や、
一定期間アクセスがないオブジェクトはキャッシュが自動的にクリアされて読み取りに時間がかかることもあるとのこと。

所感

東京リージョンが開設されたことでかなり速度が早くなり、ようやく日本からでも快適に利用できるようになったな~という印象。

個人的にはMEGA S4はMEGAのProプランに含まれており、従量課金の値段に怯えなくていいので心理的にも良いのでかなり好印象なので引き続きMEGAは日本でのサービス展開も頑張ってほしいですね…

それでは~

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